おわり

昔のことなんて気にしない

そんなことはできやしない

ほんの些細なことから

深く考え込んでしまう

あなたの過去になにがあったかは分からない

あなたが話した断片的なことから

僕は翻弄されて

くだらないことを思い込んでしまう

そしてそれは疲れた時にくるもので

精神的に弱っている時に襲ってくる

そんな時にいつも何かが切れてしまう

今まで繋ぎ止めていたものが

音を立てずに静かに崩れていく

そんなことの繰り返し

自分で勝手に独り歩きして

最後はいつもひとりになる

そろそろ終わりでもいいかもしれない

疲れた

いつも疲れている

この先幸せなことが待っていたとしても

それを待てるような強さを兼ね備えていないだけ

弱い

人は弱い

ほんの少しのことで、いなくなることができる

俺もそろそろだと思う

もうすぐ手前まできてる気がする

そんな感じ